2002年度 難青会


会長 森 義明


 

大阪は古くから商人の町として栄え、そして近年関西空港をはじめ24時間都市としてその機能を持ちました。その変化の中にあって浪速区は都市機能の働きにおいて大きな隔たりがある二つの地域があります。整備された地域とそうではない地域、そしてそのふたつの地域に挟まれた地域があると考えます。我々の難波中北南町会は単に都市化された地域に近いと言えるに過ぎません。現状は、JR難波駅・サウスタワー・難波の繁華街に近いというだけなのです。周辺ばかりが素晴らしく再開発されているだけです。難波の中心からこの地域に足を踏み入れるとそのことを顕著に感じ取れます。東京においての副都心新宿はその周辺と隔離され、周辺の地域は全く副都心内部とは似ても似つかない悲惨なありさまです。つまり難波という立地条件だけに甘んじず、我々はソフト的な努力を必要とされているということです。関西圏の中心である情報発信都市大阪に於て、難波中南北地区はリーディングエリアとしての役割を担えるように成長することが望まれています。そのためには早急に様々な意見に耳を傾け、我々の地域をもっと知り、そして相応の努力が必要だと感じます。

現在、このふたつの町会では転入に比べ転出組が多く、日増しに過疎化に拍車がかかっています。そして世帯の高年齢化も目立っています。当然、我々誰もがお互いを把握していないでしょう。昔は向こう三軒両隣と言う言葉で示されるように近隣みんなが仲良く助け合って暮らしていたものです。もちろん、弊害がなかったとは言い切れませんが・・・・・。一方、転入してこられる方々にとってはなかなか地域に馴染むことができず、ましてや我々に協力をしていただくことは困難です。

このような状況のまま先年の阪神大震災規模のような災害を受ければどうなるでしょう。他人事のように感じてはいないでしょうか。あらゆる災害は一瞬にしてすべてを崩壊させてしまいます。

そこで、町を挙げて遂行できる事業を媒体にし、若い情熱を吹き込むことで輝いた街づくりの一助を担っていきたいと考えます。そして何事にも感謝し、自らが住み、働き、生活している町を愛し、隣人を愛し、手を取り合ってより良い社会をまず我々青年が実現していこうと考えます。会員各位のご協力を得て、共感が社会的な共感を呼ぶ力になるよう、切にお願いする次第です。

最後に難青会をより充実させるために会員の拡充を実施いたしたいと考えます。難波中北南に拠点を置く青年男女です。奮ってご賛同いただき、ご入会いただければと思います。